閖上のご紹介

閖上(ゆりあげ)って?

閖上(ゆりあげ)は、宮城県名取郡に存在していた町。現在の名取市閖上・牛野・大曲・小塚原・高柳にあたります。

閖上地区は海がとても近く、潮風のあたるとても気持ちのいい町でした。

しかし、2011.3.11の大地震による津波被害で街は飲み込まれ、壊滅的な被害を受けてしまいました。

現在は一日も早く復興、そして発展するために心一つに頑張っています。

 

地名の由来

名取川の河口に位置し、貞山掘りに沿っている閖上浜は、昔は「名取の浦」と呼ばれた所です。

然るに清和帝の貞観十三年(871)六月に、この海岸にあらたかな十一面観音像が波にゆり上げられたのを里人が発見しました。

これ以来この浜を「ゆりあげ浜」と称しました。現在高舘の那智山に安置されている那智観音はそれであると伝えられています。

 

閖上の字源

ゆりあげの漢字は、昔「淘上」(ゆりあげ)と閖上二丁目にあった観音寺の扁額にあげられていました。

元禄十年(1697)仙台藩主綱村が、落成した大年寺に参拝されての帰途、山門内からはるか東の方、海岸の波打つ浜をご覧になり「あれはなんというところか」と尋ねられました。

近侍の者が「ゆりあげ浜」と申し上げると重ねて「文字はどう書くのか」と尋ね「文字はありません」と申し上げると、藩主は「門の内から水が見えた故に、今後門の中に水を書いて閖上と呼ぶように」と言われたのが字源と言い伝えとされています。